部活支援協会は昨今社会問題となっている部活動に関連する諸問題の解決・支援に取り組む協会です。

日本の先生は世界一忙しい

OECDの調査において日本の教職員の労働時間は世界一と言われております。過労による身体・業務への影響は目を背けることは出来ない状況です。

日本の教員の1週間当たりの勤務時間は参加国最長(日本53.9時間 、参加国平均38.3時間)
– 2013 国際調査「国際教員指導環境調査」(TALIS) –

部活は学習指導要領外

そのような状況の中で通常の学校業務に加え、重くのしかかってくるのが部活動の問題です。本来の部活動は学習指導要領外の活動ではありましたが、教員の実質的な業務として組み込まれているのが実情です。

現場の先生方もこの部活動が学習指導要領外であることはあまり知られていない事が多く、2008年度から施行された現行の学習指導要領において「教育課程との関連を図ること」と記載が加わりましたが、唯一これだけの記載に留まっています。
学習指導要領「生きる力」 第4、2の(13)参照

我々はそのような日本の部活動の現状を以下の観点から改善に取り組んでいきたいと考えております。

1.教員の先生方の負担減

部活動の顧問をされている先生は土日も返上で指導や大会の引率などされております。今までも学校によっては部活動の外部指導員はおりましたが、正式には大会の引率は行なえませんでした。

今年平成29年度3月の学校教育法の改正によって「学校教育法施行規則の一部を改正する省令の施行について(通知)」 部活動の外部指導員でも大会の引率が行えるようになりました。

これにより外部指導員により全ての部活動の指導を請け負うことが出来るようになったと言うことになります。
我々は現場で苦しまれている先生方のニーズに合わせて次に述べるようなアスリートを外部指導員を派遣し先生方の負担軽減につなげていきたいと考えております。

2.アスリートのセカンドキャリア拡充

社会が成熟するにつれ余暇時間が増えスポーツに触れ合う機会は確実に増えてきているといえます。スポーツビジネスも進化を遂げておりますが、プロとして生計を立てられるアスリートは多くありません。また、プロがあるスポーツはまだ良いかも知れませんが、アマチュアしか無いスポーツ、メジャーで無いスポーツに携わる方々はより苦しい状況にあると言えます。

我々はこうしたアスリートのキャリアの選択肢を増やしていきたいと考えております。上記の部活動の外部指導員としての派遣を始めとして、将来的にはアスリートのセカンドキャリアの様々な受け入れ先を産み出していきたいと思っています。

3.指導者の指導レベル向上

部活動の顧問の先生方は実は競技未経験という方も多く、身銭を切って教材を購入し指導を学んでいるという先生方も少なくありません。

また、指導において正しい知識を保有せず、事故・様々な問題が発生しております。未だに消えることのない時代錯誤の暴力事件、昨今増加中のセクハラ・パワハラの問題は連日メディアを賑わしています。

日本発祥の柔道における痛ましい死亡事故はなんと日本でしか起こっておらず、海外では1件も報告されておりません。これも正しい知識による指導、事故後の対処による問題かと思います。

数あるスポーツの中でも先進的な取り組みを行っている日本サッカー協会(JFA)では指導者向けの指導教本の中に「今後一切の暴力を根絶する」と宣言されています。これはサッカーだけに留まること無く、部活動の指導における共通理念かと思います。

正しい指導が行われるべく各種指導者講習会、また指導者に対しての資格付与などを検討し、指導現場における指導レベルの向上に務めていきたいと考えております。

上記の観点を主眼に置きながら様々な側面から部活動の支援を行っていく所存です。皆様のご支援何とぞよろしくお願い致します。

 

日本部活支援協会

代表理事 中村鉄太郎

 

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